小さな殺人鬼!?
人間をもっとも殺している動物…
それは「蚊」です。
今話題になっている「蚊」。これについて今回はまとめてみよう。
犯人の凶器はなんだ?
「蚊」は鋭利な刃物を所持しています。
それは血を吸うための口です。
だが、あんな小さな体に血を吸われたところで致命傷になる人間はまずいないでしょう。
では、本当の凶器はなんなのか…!?
これだ…
蚊は、ウイルス・寄生虫を吸血の際に媒介し、次々と人を殺したり、苦しめたりしているのです。
9月5日現在、日本を騒がせている「デング熱」。
これも「蚊」が媒介するウイルスです。ほとんどの場合は軽傷で済むが二度目の感染をすると「デング出血熱」になる可能性があり、最悪の場合は死に至ります。
犯人の顔は?
顔なんて分かりませんが、特定の病気を伝染する蚊の種類があります。
・デング熱
ヒトスジシマカ(学名:Aedes (Stegomyia) albopictus)
日本中ほとんどの場所に生息する蚊です。
この蚊がいない地域に行けってのが難しいです。
しかし、この種類の蚊でも「デング熱」を持っていなければいいわけです。
だから、ニュースなどをチェックして、出来るだけ感染確認場所には近づかないようにしましょう。
・マラリア
ハマダラカ(学名:Anopheles spp)
この種類の蚊はなんと日本にも生息しています!!
しかし、「デング熱」と同じように寄生虫を持っていなければいいわけで、日本での感染者はほとんどいません。居たとしても海外での感染です。
それと、この蚊は行動範囲がすごくせまく、川の近くや森などを好むので都市化した場所には生息できません。
そのため日本で流行する可能性はとても低いです。
ちなみに人間を2番目に殺している動物は?
人間です。
いやー人間は怖いですね。同種でこんなにも殺しあう動物は他にはいないでしょう。
みなさん、命を大切に!